38歳から始まりました

38歳で結婚、田舎へ移住3年目。現在41歳。田舎暮らしに、不妊治療。そして妊娠。急にやってきた変化に驚きつつな日々

田舎生活初めての隣人の死

寒い日が続いております。

昨日の朝、洗濯しようと蛇口をひねったら動きませんでした。

 

はい、凍結。

蛇口に水をかけ、徐々に溶かしていくとシャリシャリしたシャーベット上の水が出てきはじめ、ようやく開通。

昨日の朝、マイナス4度。

そら凍っても仕方ないですね。

でも、昼間はよく日が照って気持ちよい一日でした。

屋根の蓄熱温水器もイケイケでお風呂は温水器から出るお湯だけでほとんどいけました。

 

ネットの接続が相変わらず遅くて更新できていませんでしたが、日曜の朝、町内放送ラジオの区長さんからの訃報のお知らせで目が覚めました。

 

「え、〇〇さん⁉」

珍しく夫が飛び起きました。

うちの地区は5組に分かれていて、亡くなったのは同じ組に住む裏のおじいちゃん。

こちらに住み始めて訃報のお知らせは、何度となく聞いているのですが、自分に関わりのあった方が亡くなられるのは初めてのこと。

 

急なことでホントにびっくりしました。

そして次に考えたのが、その日から大阪へ帰る用事があったので、通夜やお葬式に出られない。

どうしたら良いものか。。。

同じ組でしかも超ご近所のお世話になっている方、どうしようと悩んでいると、おじいちゃんのお宅に向けて軽トラがブンブンと向かっている。

 

え、お通夜の前に行ってもいいの??

バタバタしている時に行って良いものかと悩みましたが、このまま顔を見せずに大阪へ行くよりもご挨拶だけしておこうと、夫と2人お宅へお邪魔しました。

勝手口から入るべきか、玄関口から入るべきか。。。

大きいお宅なのでそれすら悩む。

先に入られた方が勝手口から入られていたので、右に倣えで勝手口から訪問。

娘さんに「誰かな?」的な顔をされましたが、近くに住むものですと伝えると、玄関の方からお入りくださいとのこと。

玄関から入るとようやく奥さんに会えました。

亡くなられた旦那様の枕もとでポツンと座っている姿を見ると、こみ上げるものがありました。

奥さんにご挨拶をして退室。

 

田舎の場合、夫婦一緒に同じ仕事をしてる方が多いので、都会の夫婦に比べて一緒にいる時間が長いと思うんです。

 

なので、何をするにしても相手の不在をことさら感じてしまうのではないでしょうか。

二人三脚で生きてきた二人の時間を想像すると胸が苦しくなります。 

伴侶に先立たれるって辛いなぁ。。。

 

夫には長生きして欲しいなと思いました。

 

夏の暑い暑い日に隣の田んぼで草刈りをしていると、おじいちゃんがキンキンに冷えた栄養ドリンクをもって来てくれて、そのしびれるほどの美味しさを思い出しました。

 

人口が少ない田舎に住んでいると、一人の不在が大きいです。

何もできない新参者の我々ですが、今後の生活で少しでもサポートできることがあればな、と思いました。