38歳から始まりました

38歳で結婚、田舎へ移住3年目。現在41歳。田舎暮らしに、不妊治療。そして妊娠。急にやってきた変化に驚きつつな日々

採卵しました

ご近所さんに栗を大量にいただきました!

これは渋皮煮を作りなさいという思し召しでしょう。

頑張るぞ!

 

さて。

タイトルの通り採卵日です。

7時50分までに到着という往復3時間の身には辛い時間設定。

今日は5時起き。

5時ってもう真っ暗なんですね。

天気も悪いしなおさらか。

目覚ましのアラーム鳴って起きても夜ですよ、夜。

 

朝ごはんは抜きで来てくださいとのことなので、飲み物だけ。

前回卵管造影時にお腹が減って死にそうになったので、終わったらすぐ食べられるようにパンも準備。

空が薄墨色から明るくなってきました。

 

出発の車の中はやや冷蔵庫の温度。

さっぶー。

 

さすがに6時出発だといつも朝混んでいる道もスムーズです。

7時半到着予定が7時過ぎに着いてしまいました。

駐車場もどこでも止め放題。

 

まだ開いてなかったらどうしようと思いながら行くと、バッチリ開いてました。

受付でリストバンドをもらい自分で名前を記入。

早く着き過ぎたので、着替えるまで待合室で待機。

 

名前を呼ばれ、回復室でお着換え。

検査着の下は真っ裸。

結構冷房利いているので靴下履いてきて正解。

 

名前を呼ばれいざ、内診室へ。

めっちゃ緊張‼

痛いかな、痛いんやろな、痛くないわけない。

私の病院は採卵時の麻酔は実施しなくなったそうです。

麻酔自体のリスクも高いですもんね。

 

ドキドキと共に内診台へ。

緊張で体がこわばっているせいか、エコーすら痛く感じる。

エコーで確認後、中も外も消毒。

クスコを入れて中をガンガン消毒・洗浄するのですが、それすら痛い。

どうしても内股に力が入る。

 

いよいよ本番ということなのか、看護師さんがカーテン越しではなく私の方側に来てくれて横で声を掛けてくれる。

私が注射に通っていた間ずっと打ってくれていた顔なじみのベテラン看護師さん

安心できる。

 

エコーをしながら採卵の器具が挿入されている感じ。

いつものエコーと違ってぐいっと押して固定するみたいでエコーも痛い。

そして器具が奥へ奥へ行く感じ。

何と表現したらいいのか。

お腹の奥でほっそい棒がつんつくつんつく突いてくる感じ。

激痛ではないけれど、痛い。

痛い。

痛い。

大きな深呼吸をしながら耐える。

看護師さんが時々手を握ってくれて大丈夫、順調順調と声を掛けてくれる。

エコーが抜けて終わった!と思ったら次反対。

看護師さんが「もうちょっと頑張ってな、根こそぎ採るわね」と声を掛けてくれたのに笑った。

はい、根こそぎお願いします‼

 

ぐいぐいと私のコントロールの効かない部分が押される、突かれる。

ううぅぅぅぅ。

「足、ぱたんと外側にね。」

知らず知らずに足踏ん張っている。

 

その後、スポンっという音。

あ、吸い込みきったのかな?

消毒し、安静の間止血のガーゼを膣内に挿入。

 

終わったよ~、大丈夫?立てる??と看護師さん。

はい、大丈夫です~。

 

回復室に戻り30分の安静。

寝れるかなと思っていたけど、ずーんずーんと下腹が疼き、眠れはしない。

安静時間が終わって内診し、止血の確認。

 

私の卵子が無事採れていたら、夫は今頃採精室でファイトしているはず。

バトンは渡した、夫よ頑張れ!

 

その頃夫は採精室に案内され、採精カップを渡され、ある注意を受けていた。

カップの中に手を入れたり、話しかけたりしないでくださいねー。」

えぇ!?

 

ダンナさん達もみんな色んな思いを持ってトライしているのだろう。

けど、カップに入れていいいのは唾液ではなくオタマジャクシのみ。

ダンナさん、カップに話掛ける場合はエアーで!

 

私は診察室に案内され採卵の結果報告の受けました。

4つ採卵したけれど、そのうち1つは変性卵だったそう。

なので、採卵数は3つ。

この3つが受精卵になれる可能性を秘めている。

上手く受精卵として分裂できていれば凍結に進むとのこと。

翌日の8時半に電話で確認してくださいと。

 

えー、そんな重要な電話をす明日しないといけないのか。

めっちゃドキドキする。

 

人生でドキドキする電話ベスト3には入るはず。

 

仕上がった夫と落ち合い、お互いの報告を。

夫はさぁ、そろそろ挑もうと思った瞬間に室内のDVDが動かなくなりプチトラブルだったそう。

自力でなんとか頑張りきったそうです。(笑)

 

いたし方ないんですが、受精卵を作るための大切な精子を見ず知らずのDVD上の女性に任せるしかないのはなんとも妻として、複雑な気分ですよね。

 

そんな感情的なこと言っても仕方ないのですが。

色んな人の手を借りて、体外受精が成り立ってるんですね。(笑)

 

採卵後の抗生物質をもらって帰路へ。

 

ドキドキお会計は採卵数3つだったので、結構抑えられました。

約8万8千円

 

下っ腹の張りは続いていますが大丈夫。

それよりも狂ったホルモンバランスの精神的なしんどさが辛い。

恥卵時と生理前の症状が一気に出る感じ。

 

今日はゆったり過ごそうと思います。

明日!緊張するー。