38歳から始まりました

38歳で結婚、田舎へ移住3年目。現在41歳。田舎暮らしに、不妊治療。そして妊娠。急にやってきた変化に驚きつつな日々

胚凍結保存の更新をしました

前回の台風が去ってから夏の暑さも一緒に去っていったようで、田舎の山暮らしは過ごしやすい気候になってきました。

多雨多湿な山暮らしの難関、初秋がやってきました。

なぜ難関かと?

カビが発生しまくるのです。。。

6月の梅雨の時期よりも10月の初秋の方がカビの発生率が高く、カビとの戦いにげんなりするのです。

今年も既にカビとの闘いは始まってしまいました。。。

いくら風通しを良くしても、家屋の下からやってくる湿度は避けられようもなくカビとは付き合いながら暮らしていかねばならない田舎暮らしです。

 

さて。

妊娠中から気づいていたのですが、体外受精でさずかっていた胚の凍結期限が9月30日まででした。

gyozatobeer.hatenablog.com

gyozatobeer.hatenablog.com

この治療があったからこそホルモンバランスが整い、自然妊娠ができて我が子が授かれたんだと思っています。

感謝でしかありません。

その胚の凍結期限を知らせる通知が病院から来ました。

事前に夫とは話をしており、継続を希望しました。

どのタイミングで戻すかはまだ考えられない状況ですが、叶うならきょうだいが欲しいと思っています。

私の体力と娘っ子の状況を見てだとは思いますが。

少子高齢化の我が町

やはりきょうだいがいると今後もずっと心強いと思うのです。

 

賑やかな我が家になることを夢見て。

継続手続きを行いました。

凍結費用は22,000円/年

いつか必ずお迎えに行くからね!

それまでもう少し眠っていてね。

母子ともに1か月検診終了しました

今日もカンカン照りの一日ですね。

洗濯物が一瞬で乾くのはありがたいです。

 

ちょうど産後1か月に母子ともに検診がありました。

まずは私の検診から。

娘っこは夫に抱いてもらいながら待機。

行く直前に授乳を済ませ待ってる間もすやすや。

診察前に妊婦検診同様、検尿をするのですが、検尿がこんなにも楽にできるのか!と驚きました。

妊娠中の検尿って見えないし、苦しいし必至のパッチだったのに。

軽快に終了し、産科外来へ。

まずは助産師さんとの面談。

おっぱいも特に大きなトラブルもなく、退院後は母乳のみで供給中。

体重も中身は全く違うでしょうが、ほぼ出産前に戻りました。

妊娠後期に体重がほとんど増えなかったのが幸いしたようです。

下腹の筋肉は戻ってきつつある感じですが、へそ下からみぞおちくらいの筋肉はまだべこべこ。

とても変な感じです。

出産時に裂けまくったおしも。

退院時の診察は思わず叫んだほどでした。

1か月経過して、かなり良くはなってきている気はするけれど、まだ皮膚が引きつれる感じは残っています。

なもんで、どっきどきの内診でしたが、やはりまだ痛かったです。

がしかし、傷自体は良くなっているので湯船OKの許可もでました。

お尻方向にも傷があったため、肛門の内診もあり、先生が指を入れた状態で「締め付けてくださーい」と指示され力むというシュールなチェックも無事クリア。(笑)

これで終診となりました。

会計待ちの時に娘っこがタイミングよくおっぱいちょうだい泣き。

産科の授乳室にて初の授乳。

初めての授乳室体験。

授乳クッションなしの授乳なので上手くできるかドキドキだったのですが、何とかクリア。

途中すんごいウンコをした音が響いたので漏れてこないかどっきどきだったのですが、そちらもクリア。

 

移動以外での初めての外出でドッキドキだったのですが、無事にこなすことができてヤレヤレ。

家に着いたら緊張が解けて空腹で目が回りそうでした。

 

翌日は娘っ子の検診。

出発直前に授乳を済ませ、移動。

病院に行くと、1か月検診待ちのベビーズがたくさん。

他のベビーちゃんを見回す限り思ったこと。

うちの子一番デカいんじゃね?

この数日でかなり急成長した感じがあり、義母と「めっちゃずしっとしてきたな」と言っていたのです。

出生時の体重が3,496gと既に大きかったので1か月後も大きいだろうとは思ってはいましたが。。。

群を抜いていた気がする。

まずは身体計測から。

体重は4,455g(+約1㎏)

身長は56.9㎝(+約4㎝、もう57㎝でよくね?)

やっぱりめっちゃ大きくなってる!!

その後、先生の診察

入院中に実施した先天性代謝異常の血液検査の結果も異状なし。

気にしていた乳児湿疹もこの程度であればOKと

「治すのではなく、コントロールしていくと思ってください」とのこと。

なるほど!

娘っこは40g/日のペースで成長しているようで順調とのこと。

特に問題もなくクリアでした。

母子ともに異常なくクリア。

良かった良かった。

ここでも娘っ子はええ子ちゃんで、会計ぐらいにおっぱいくれ泣き。

小児科の授乳室はコロナ対策なのか、椅子が間引かれた状態で置かれており、だだっ広い部屋に私がポツンと授乳する状態でした。

2回目のお出かけは少し余裕が持てました。

 

さぁ、これでもう大阪に未練はありません!

お山に帰るぞー!

 

産後の里帰り暮らし

台風が近づいて来ていますね。

日が落ちるのも早くなってきているのが少し寂しいです。

さて。

居心地の良かった入院生活を経て、シャバへ出てまいりました。

当初の予定では、実家で1か月暮らす予定だったのですが、母が体調を崩したのと私が実家暮らしに精神的に限界が来ていたのもあって、2週間ごとに実家と夫の実家にお世話になることになりました。

田舎へ戻ってしまうと中々会うこともできないのでその方が良いかと。

まずは実家暮らし。

母の体調も戻りつつあって良かったです。

姉が姪っ子を連れて帰ってきていたので、色々とアドバイスもくれて、助けてくれてありがたかったです。

3歳の姪っ子が「赤ちゃんかわいーーーー!!!」ってなっていて目を離せない状態でもありましたが。(笑)

姪っ子にとって赤ちゃんは成長の起爆剤となったようで、今まで進まなかったトイトレが一気に進み、日中はオムツからパンツへ。

寝る前に指吸いをしていたのもほとんどしなくなりました。

お姉ちゃんの意識が芽生えたんですね、すごい。

 

娘っ子はわりとぐずることなく眠ってくれて、ほぼ3時間おきの授乳を繰り返し、ご機嫌よく過ごしておりました。

私は尋常ではない喉の渇きと食欲でもりもりごはんを平らげていました。

出血こそないものの3時間ごとの授乳で私の乳首は超センシティブ。

バスタオルが少し触れるだけで痛みが走りました。

おしもの傷に相当まだ痛く、円座が手放せない生活。

お尻側の傷が怖くてウンコをするもの毎回ヒヤヒヤ。

まだまだ腰もぐらんぐらんで自分の体のバランスが全然取れていない状態。

そんな満身創痍な状態でしたが、少しずつ動けるようになってきて、娘が寝ている時間に近所へおむつを買いに行ったりもできるようになってきました。

円座が手放せるようになった頃がちょうど2週間。

夫の実家へ移動となりました。

 

夫の実家は3階建てで、3階の1室を私と娘が使用させてもらい、生活スペースはほぼ2階だったので二世帯住宅のように居心地よく過ごさせてもらいました。

義父母にとっては久しぶりの赤ちゃん。

特に義母は目に入れても痛くないという感じにかわいがってもらいました。

娘も良く飲み、良く眠り、良く出して順調。

ひょろっとしていた新生児時期からみるみるムチムチっとした感じになってきました。

義妹、姪っ子、甥っ子にもたくさんかわいがってもらい、夫の実家での2週間もあっという間に過ぎていきました。

 

夫の実家に2週間もなんて。。。という方もいらっしゃるかと思いますが、独立した空間的スペースがあったこともあって、私は幸いにも夫の実家の方が居心地が良かったです。

そして両方の両親に愛でてもらえる生活ができたので、それも良かったなぁと思います。

さぁ、一か月検診が終わればいよいよ待ちに待った我が家です。

あっという間の入院期間

暑い日が続いていますね。

換気の際にベランダから来る熱風に驚きます。

世間はコロナ一色ですが、私は家の中で子育て一色です。

 

入院期間を振り返ると、ほんと一瞬で過ぎ去りました。

コロナの影響がなく、面会が可能なら1か月だって入院していたいくらいでした。

続きです。

gyozatobeer.hatenablog.com

 

 

自分の部屋に移ってしばらくは産後の興奮と止血剤の副作用の発熱でなんだか気分が高揚してランランしておりましたが、落ち着くと一気に空腹を感じたのを覚えています。

 

熱を測りに来たスタッフの方に「めっちゃビール飲みたい!!」と訴えると「やり遂げた後のビールは美味しいですもんねぇ」と共感していただけました。

 落ち着いてくると全身の疲労感をひしひしと感じ、翌日に壮絶な筋肉痛が待っているだろうことが予測できました。

 

がしかし。

子宮の戻りをよくするためにまずすべきこと2つ。

おしっこと歩行。

産後は出産の影響で尿意がなくなることがあるらしいです。

出血量も多かったため頑張って大量の水分を摂り、おしっこを作り出さねばなりません。

そして歩行。

痛み止めは飲みましたが、全身疲労とおしもの傷と骨盤の不安定さを抱えてえっちらおっちら歩いて授乳室の使い方を教えてもらいました。

妊婦、過酷です。

気分はまるで傷だらけの戦士です。

病棟を歩く妊婦さんの歩き方を見ると、産後どれくらいの日数が経っているかわかります。

ゾンビみたいに歩いている方は間違いなく産みたて。

ゾンビウォークで自室へ戻り、引き続きお茶をがぶ飲み。

スタッフの方に促された時は、まったくなかった尿意でしたが、がぶ飲みの効果あってか尿意がやってきました。

電動ベッドの機能を駆使して起き上がりコマ送りのようなスピードでトイレへGO

トイレに座るや否や、「え?ウォシュレットの水かな?」ってくらいしゃーっとおしっこが出ました。(笑)

尿意は正常に働いていることがわかりました。

下半身は当たり前ですが、血まみれ。

タオルぐらいのでかさの産褥パットを交換し、ほうほうの体でベッドへ。

しばらく寝ていると、スタッフと共にベビーがやってきました♪

次のデューティーは授乳。

おっかなびっくり、 なんとか初授乳を済ませられました。

緊張し過ぎてベビーを抱く手にさらに力が入り、明日の筋肉痛を増強させる予感。

産褥婦、めっちゃ忙しいやん!

私の入院した病院は希望がなければ、基本個室のプランです。

病院を選ぶ時、個室が基本の病院で探していました。

個室、ホントにありがたかったです。

誰に気を遣うこともなく、トイレもシャワーも個室内。

TVは好きな時間に見れるし(授乳中の時計代わりになります)、何より好きな時に寝れる!

数万円の差であれば、私は絶対個室をお勧めします。

必ず元は取れます!(笑)

 

入院生活を一言で言うと、我が子専用の乳母になるための研修を受けているという感じです。

自分の体がどんなに辛かろうと、ベビーをお世話するのは私。

眠かろうと、痛かろうと、わが子は乳を欲しがるのです。

頑張れ、おかん!

しかし、不慣れなおかんは失敗もたくさん。

不安定なホルモンバランス過ぎて、ベビーが知らぬ間に乳を吐いただけで泣いてしまいました。

自分でも「絶対おかしなってるやん」と気づいているのですが、涙は止まらない。

その精神状態と睡眠不足の中、ベビーのためならえんやこらとなれるのはやはり10か月を共にした戦友でもある我が子のパワーでしょうね。

 

退院間近のお母さんの足取りの力強いこと。

退院近くになってくると、ゾンビからかなり成長し、アシモぐらいにはなれています。

ASIMO

病棟に家族は入れませんが、私が病棟の外へ出て待合室で夫と会うことは可能です。

翌日に盛りだくさんのお菓子を持って夫が会いに来てくれました。

ゾンビの私の腰をずっとさすりながら何度もありがとうと言ってくれていました。

 

立ち合いする気満々だった夫ですが、退院まで我が子を一目もすることもできず、本当に辛かったと思います。

しかも産後1か月も離れ離れ。

夫はありがたいことに会えなくても父性が決壊しそうに溢れていますが、そうでない旦那さんもいるでしょうね。

やはりナマで見るというのは大きなことなのではないかと思います。

 

長い目で見れば、産まれて数か月の出来事なので大したことではないのかもしれませんが、今を生きている家族にとってはとてもとても大きなことです。

1日でも早く、いつもの毎日が戻って欲しいなと祈るばかりです。

 

退院の前日に、地獄の内診を済ませ(やはり傷がめちゃくちゃ痛かった)、無事に退院許可をもらえ、翌日ゾンビから新米ママのアシモな足取りでベビーを抱きながら病棟の外へ。

初めて我が子を目にする夫はとてもとても嬉しそうにしていました。

 

さぁ、初のチャイルドシートに我が子を乗せて、新しい世界へGO!

産まれましたーその②

洗濯物が一瞬で乾く日々がありがたいです。

授乳の合間に書くつもりが、泣き出したので授乳しながら書いています。

できるもんですね。(笑)

授乳クッション、神です!

 

続きです。

gyozatobeer.hatenablog.com

 

分娩室は当たり前ですが、「the分娩室」な感じ。

着替えを済ませ、内診台をもう少し広くしたような椅子ベッドみたいなところによいしょと乗り込みます。

ここでパンツも履き替え、産褥パンツ&産褥パッドになりました。

分娩室に着いたのが5時過ぎ。

そこから子宮口全開大(助産師さんが人工的に破水をするまで)が地獄でした。

1、2分ごとに襲いかかる尋常じゃないうねりを伴うような痛み。

それをフーフーと息を吐きながら、息まずやり過ごすしかない拷問のような時間。

痛みでお腹も足もがくがく震えており、痛みで頭が狂いそうでした。

 

陣痛がもうどうにもこうにも辛くなってきた時、助産師さんに長くじゃなく、勝手に力が入ってしまう分は息んでも大丈夫よと言っていただけたので、3%くらい楽になりました。

 

パシャっという音とともに、破水。

コロナ対策のため、私を取り囲むようにビニールシートが張られ、助産師さんも無菌ガウン&ゴーグルを装着。

いよいよ分娩がスタートです。

ようやく息める!!

陣痛をただただ逃すだけの時間からベビーを産みだす時間に移行したことが本当にうれしかったです。

陣痛の波に合わせて息むを繰り返すのですが、息み方がが難しい。

「大きいうんこを出す時みたいに」と言われるのですが、えぇ?そんなうんこに小さい時と大きい時って息み方違うかったっけ??

体を丸めながら肛門側に力を込めるようにって感じなのだと思います。

息めども息めども、なかなか進まず。

そこでタイムアップ。

私ではなく助産師さんですが。

夜勤の助産師さんから日勤の助産師さんにチェンジです。

入れ替わりの時間のためか、さっきまで山盛りいたスタッフがほとんどいなくなり、入れ替わった助産師さんする一瞬いなくなる時間もあって、不安と痛みもMax。

怖いー怖いー。

痛いー痛いー。

 

次の助産師さんにお産を進ませるため導尿をしてもらい、息み続けるのですが、進まず。

5時に分娩室に入って9時過ぎ。

助産師さんに「頑張ってー。午前中には生まれるからね」と言われ、

「そんなにかかるんですか!?」と一気に戦力ダウン。

助産師さん焦って「いや、そんなことないよ。もっと早いよ」とフォローも疲労がピークに。

そんな私の状況から「このまま息んでも状況変わらないから1回横向きになって息みましょう」と言われ、横向きポーズへ。

そんなので変わるのかしらとヘロヘロと体位を変え、次の陣痛に合わせて息むとグワッと塊が進んだ感じが自分でもわかりました。

あ、これ絶対頭出て来てる!

助産師さんからナースコールを渡され、「私が今!って言ったらこれ押してね」と指示されました。

えぇ、何それ⁇と思いながらナースコールを握りしめ、次の陣痛に合わせて息んだ時、助産師さんに「今!」と言われナースコールを押すと、スタッフが一気に私の部屋へ。

「もう出てきてるよー!下見て!もう息まなくていいよ!」

慌てて下を見ると私のベビーが見えてきました。

ハッハッハッハッハッハッと息を吐きながら、思わず隣にいたスタッフの方に抱き着きながら我が子が出てきた瞬間を見ました。

「産まれたよ~!!」

抱えられて、処置台に移動していったベビーが見えていたのですが、光輝いて見えました。

私の第一声は「良かったーーー」でした。

無事に産まれてくれて

この痛みが終わってくれて

万感の思いが詰まった「良かったーーー」でした。

処置台で吸引された後、鳴き声が聞こえました。

おんぎゃーおんぎゃーの声を聞くと涙が出てきました。

助産師さんが顔もとに連れて来てくれました。

とてもとてもかわいい私の赤ちゃん。

「かわいいぃぃぃ」とまた涙。

助産師さんが「写真撮るからスマホ貸してくださいねー」とそこから助産師さんがバッシャバシャ写真と動画を撮ってくれました。

体重はなんと3,496gとビッグベイビーでした。

そら、苦しかったはずや。。。

ベビーの様子を見ながらも、先生がちゃくちゃくとガウンを着ているのが目に入りました。

こ、これは。。。

オシモ、縫われるな

案の上、先生からは「赤ちゃん頑張って出て来てくれたからちょっと傷がたくさんできちゃったので、今から縫っていきますねぇ。」とのこと。

え、1か所ちゃうんや。。。

先生によると傷は計3か所。

膣の両サイドと肛門側にも1か所傷が。

そこから地獄の痛み到来。

麻酔はもちろんしてくださっているのですが、表面麻酔なので、奥の筋肉部分の縫合は麻酔が効きづらくとても痛い。

この後、何も出てこない痛みとの闘い。。。

先生に「今、何合目ぐらいですか。。。」と息も切れぎれ尋ねると「うーん。。。半分もいってないかな。。。」

ちーん。

そこから30分以上経ったでしょうか?

ようやく終了し、止血が治まるまで2時間は分娩室で待機となり、横にベビーを添い寝させてもらいながら過ごしました。

子宮の収縮が悪く、700ml以上出血したそうで止血剤の座薬も私の傷ついた肛門から挿入されました。

夫には産まれてすぐラインを送っていたので、ビデオ通話をしました。

義母と並んで初ご対面。

オンラインでこのかわいさが通じるでしょうか⁇

夫には直接見てもらいたかったなぁ。

次に実家へ報告。

2時間の安静後、車いすで病室へ。

ようやく闘いの場を後にすることができました。

ついに産まれましたーその①

お久しぶりです。

長梅雨も明け、本格的な夏到来ですね。

しばらくブログを書けておりませんでしたが、タイトル通り、無事出産を終えることができました!!

 

出産後は怒涛の日々が流れており、あっという間に一日が過ぎ去っていきます。

 

授乳の合間を縫って、出産を振り返ってみました。

ブログでも何度も書いていた通り、妊娠中はお腹の張りが強く、里帰りも29週からと早々に済ませお産の時を待っていたのですが、待てど暮らせど、兆候が来ず。。。

 

今か今かと待ちながらとうとう予定日まで来てしまいました。

おいおい、まじかよ。(笑)

こんなことならあとひと月よゆーで自宅におれたやん。。。

私も家族も待ち疲れ。

お腹の苦しさは限界。

ちょっとずつ陣痛?っぽいようなお腹の痛みはあるのですが、まだまだ弱く前駆陣痛の範囲を超えるものではありません。

 

予定日の健診ではNSTも実施し、子宮口は2センチほど開いており、お腹の張りも弱いものが5分間隔くらいにはきているとのこと。

予定日の1週間後までに産まれていなかったら、翌日入院して出産としましょうとのこと。

 

ようやく予定が見えてきた感じです。

私自身もそうですが、家族(特に母の)待ち疲れ感がすごくてちょっと私的にプレッシャーを感じていました。

我が家は母も姉も帝王切開での出産なので、経腟分娩の「いつ産気づくかわからない」というものが「わからない」人たち。

仕方ないとは思いつつも、まだかまだかの無言の圧のようなものが感じられて結構きつかったです。

家族のためにも早く産みたい感でストレスMAXでした。

 

夫が大阪に来てくれたので、気分転換がてら夫の実家にしばらくお世話になることにしました。

予定日を二日越えたい日、おしるしがありました。

おぉ、いよいよかぁ!

その日の夕食後、痛いなぁ。。。という痛みが来ました。

間隔は5~10分でしたが、我慢できないようなほどの痛みにまでならず。

待っていても仕方ないし、もしこのまま陣痛に移行するならば、体力温存した方が良いのでいっそ寝れるうちに寝てみようと床に就きました。

 

明け方四時過ぎ「いったぁぁぁ」と目が覚めました。

これは、とうとう来た感じです。

私が突然起き上がったので、夫も目覚めました。

病院に電話しようと思う、と伝えると夫、一気に緊張。

電話で現在の状況を伝えると「しばらくお待ちください」と。

しばらくお待ち後、衝撃の返事。

「あと一時間くらい自宅で様子見てください」

 

えぇ!?

いやいやいや、無理やって。

電話口の伝達係り?のようなスタッフにこのまま1時間は待てる自信がない旨を伝えるが、自宅にいた方が分娩は進みやすいとのこと。

いやいやでもでも!このまま進むと動けなくなりそう。

再度「お待ちください」があり一度病院に来てくださいとお許しがでました。

車に乗ってる間にどんどん耐え難い痛みにステップアップ。

テンパる夫にちょっとイライラ。

駐車場どの辺に止めたらいいかなぁ?とか聞くので「どこでもええわ!」と言うのがやっと。

やっぱあれ以上自宅にはおれんかった。

病院にたどり着きましたが、病棟まで歩ける状態ではなく車いすで病棟へ。

病棟の自動扉で夫とはさようなら。

コロナ対策のため、夫は病棟内には入れません。

外の待合で待機(私が入院に値する陣痛が来ているかどうかのジャッジ待ち)

 

よろよろの体で内診台に上がり、内診。

助産師さん2人が内診についてくださり、内診した助産師さんが「子宮口6センチですね」とのこと。

もう一人の助産師さんはびっくりしており、「もう一人確認しますねー」とびっくりした方の助産師さんも内診「ホントやね、6センチやわ」と。

私の電話口の声が余裕そうに聞こえたそうで(あの伝達係め!!)、「あと1時間自宅で」と伝えられたそう。

「痛みに強い方なんですねぇ」

そ、そうなんですか。知りませんでした。。。

無事に入院を許可され、夫は帰宅。

陣痛室ではなく、直で分娩室へ入室しました。

いよいよ、時が来ました。

38週スタート!マタニティフォトを撮りました。

台風のような風を感じる一日でした。

今週からいよいよ38週です。

出産が近付くと胎動が減ると色んなものに書かれていますが、うちのべべちゃんは相変わらず、元気もりもりでよく動いています。

 

週末に夫が来てくれて、一緒に健診に行ってきました。

内診の結果、赤ちゃんはしっかり下がって来ているとのことですが、私の子宮口に全く兆しが見られていないようです。。。

おっと、私の問題か。。。

先生にはしっかり動いてくださいねぇと言われました。

立ち上がり動作も腰が痛くて気合がいるし、毎日の散歩も30分を超えるとコマネチの辺りがギシギシ痛くなってつりそうになっているのですが、どれくらいが「しっかり」の範疇なのか。。。

捉え方が難しいですね。

出血等はないですが、おりものは増えてきたように思います。

眠りはかなり浅く、お腹の張りの時間も結構長くなってきました。

私的には「今週辺りいかがでしょうか?」という感じですが(笑)、どうなることでしょう。

 

夫が今回大阪に来た目的の1つが、実はこんな切羽詰まった時期になってのマタニティフォトです。

前回来た時に、突如「マタニティフォトが撮りたい!」と言い出し、夫の友人のカメラマンさんにお願いして急遽撮ってもらうことにしました。

 

健診後、スタジオに移動して撮影開始です。

事前にどんな感じのものが撮りたいかお互いリサーチして、カメラマンさんにイメージショットを送っていました。

 

もともと化粧っ気のない生活をしていたので、大阪に来るときも日焼け止め以外、何も化粧道具を持参せずでした。

なもんで母の化粧品を借りて(笑)、約3か月ぶりくらいに化粧。

妊娠中のシミが頬から鼻にかけてオンパレードで化粧をしてもその効果が出ている様子は全くなかったですが(笑)

 

そんな顔面偏差値のまま撮影に挑んだのですが、マタニティフォトのメインは

「腹」

私達が撮りたかったイメージ写真も腹を強調した写真ばかりだったので、すっぴんでも何ら問題なかったかもでした。

 

今回初めてプロのカメラマンにお願いしてスタジオで写真を撮るということに挑戦したのですが、こんなに「とある点」に対して関心を示されるとは思いもしませんでした。

それは何かと言うと

 服のしわ

 そうです、もう何十回と服のしわを伸ばしたり、ピンでとめたり、手で隠したりとしわ伸ばしの修正が入ります。

丸みを帯びたお腹を綺麗に撮るためさらに重要になってくるのでしょうか。

カメラ越しの友人に「そのしわをもうちょういこうして、ああして」と指示を受け、夫はしわ取りアシスタントみたいになっていました(笑)

 

そのお陰もありまして、とても素敵な写真を何ショットも撮っていただけました。

自分が自分じゃない!!みたいな写真もあれば、私達夫婦の雰囲気がしっかり出た写真も

あり、やっぱりプロは凄い!!!と思いました。

 

スマホやカメラが高性能になっているので、自分たちでもいい写真が撮れるようになってきた時代ですが、やはりプロフェッショナルの技は凄いです。

私達は頼んで良かったなぁと大満足です。

夫よ、思いついてくれてありがとう。

 

ただ立っているだけでしたが、休憩を挟みつつ3時間近くの撮影ということもあって、やはり疲れました。

家でいたら立っている時間なんてホント散歩のときぐらいですもん。

 

帰りは二人で久々に外食。

これが二人でする最後の外食かなぁと話しながら感慨深くなりました。

心残りなく妊婦ライフを終了できそうです。

 

さてさて、ご誕生はいつになるのでしょうか。