38歳から始まりました

38歳で結婚、田舎へ移住3年目。現在41歳。田舎暮らしに、不妊治療。そして妊娠。急にやってきた変化に驚きつつな日々

16週目に入りました&出生前診断について

あっという間の1月最終日です。

風がびゅーびゅーで外は極寒です。

夫はこんな日に狩猟用の罠の仕掛けの引っ越し作業。

昨日のぽかぽか陽気の日にできたら良かったのにね。

 

今週、めでたく16週に突入しました。

憧れの『安定期』!

妊娠が発覚したころは妊娠が継続できるかの不安で毎日毎日びくびく暮らしていた私が、ついにこの時期を迎えることができました。

ほんと、感無量です!!

 

ここ数日は胎動を感じた過ぎてお腹に神経を集中させ過ぎ、胎動ならぬ、「幻動」を感じそうです。(笑)

最近はまたお腹が大きくなるためか下腹部~鼠径部あたりにチクチクとした痛みがあります。

 

妊娠が継続していくと、流産の不安から次の不安へと不安がスイッチしてきました。

 

この子は健康だろうか?

 

この不安がにょきにょきと生じてきます。

胎児の健康を調べるため様々な出生前診断があります。

 

それを受けるべきか否か?

はっきり言ってもうぎりぎアウトぐらいの週数ですが。。。

 

不妊治療を始めた時に主治医の先生から出生前診断を受けた後の重圧について説明がありました。

検査を受け、結果がわかるのは胎動を感じるようになってから。

その時に異常ありの結果が出た場合、受け止められるか?

そこまでを考えた上で受けないと大変つらい思いをすることになるよと。

 

そういう説明を事前に聞いていたので、私は受けなくていいやと思っていたのですが、

ここ最近になって出生前診断を受けた人や、死産だった方のインスタやブログなんかを見ると、気持ちが揺らいできました。

 

知った上で、私はいったいどうしたいのか?

産むのか、おろすのか?

そんな残酷な選択が出来るのか?

 

万が一、異常があって諦める場合

次はどうなるのか?

次の妊娠に奇跡的に進めたとしてその子が大丈夫な可能性は?

年齢的に私はもう一度、妊娠のチャンスに恵まれるのか?

 

異常があって諦めない場合

妊娠期間中の不安に耐えられるのか?

ただただ辛い毎日を過ごすことにならないのか?

そんな日々で愛着が沸くのか?

お腹にいる子どもを辛く感じてしまうことはないのか?

 

異常がなかった場合

一時は安心するかもしれないが、ただ数種類の病気の可能性が低まるだけ。

他に異常があるかもしれないという不安は生まれるまで、もしくは生まれてからも拭い去れない。

 

夫にも聞いてみました。

夫は異常があった場合、

障害を抱えてその子が生きていくことが幸せである確信が持てない。

もし産むという選択肢をして出産し、もし仮に生まれてすぐ亡くなってしまうという結果になった場合、次の妊娠をする気持ちになれるのか?

もし、育ってくれた場合じゃあ2人目もという気持ち(体力)になれるのか?

という意見でした。

検査を受ける受けないは私が決めたら良いとのこと。

 

うーん。。。

 

姉はエコーで頸の後ろの浮腫みが気になると言われ、医師の勧めもあって出生前診断を受けています。(結果は陰性)

姉にも聞いてみました。

 

姉の旦那さんは妊娠時に50歳。

自分たちの養育年齢を考えると障害を持つ子どもを養育していくことが難しいとの判断で検査を受けました。

なので異常があったら堕胎するという気持ちだったそうですが、振り返って思うと、もし結果が陽性だった場合、本当に産まなかったかどうかと言われるとどうかな、とのことでした。

 

まずは検査を受けるかどうか?

受けた後の結果を受け止められるかどうか?

 

色々と思い悩みましたが、私が出した答えは

 

「検査は受けない」

 

です。

 

やはりすべての病気がわかるわけではないし、それで不安が全て払拭されるわけではありません。

結果は蓋を開けてみない(出産してみない)とやっぱりわからない。

可能性だけで決められ程、簡単なものではない。

 

振り返ると私の人生は川の流れに沿いながら生きてきました。

夫ととの結婚は自分の努力で夫の川をえいえいっと合流させた部分はありますが(笑)、その後の移住や今の暮らし、そしてこの子の妊娠はその時の流れにそっていたように思います。

 

子どもが欲しいと思い、基礎体温を測りながらタイミングで妊娠を試みる。

一度は妊娠できたけれど、7週で流産。

その後も頑張るが約1年できず。

不妊治療を始め採卵までいき、さあ次は移植だなと、一息ついたタイミング。

あれ、移植前に一回タイミングできるかも?

次が移植だったので、気持ちも軽め。

基礎体温も測らずオマケ感覚でやってみた。

そんな軽い気持ちでトライしたのに成功した今回の妊娠。

 

そんな奇跡の妊娠を可能性の世界で諦めるなんて私の人生に反している。

流れを堰き止めるのは止めよう。

この子の奇跡の生命力を信じよう。

 

夫にも検査はしない!と伝えると「うん、そうしよう」と同意してくれました。

 

不安の尽きない妊娠生活。

今後も生まれてからもずーっと続くのでしょう。

それが親になるってことなんでしょうね。

 

すごいなぁ、お父さんとお母さん。

 

私も不安に負けない母になりたい!

けど、胎動感じて不安を減らしたい~(笑)

 

情けない不安だらけの母ちゃんだけど、ベベちゃん頑張って大きくなってね。

一緒に育っていきましょう。