41歳になりました
あっという間に5月も半ばですね。
5月初旬に誕生日を迎え41歳となりました。
37歳で夫と出会い、人生が大きく大きく変化しました。
38歳で結婚し、移住。
生活が落ち着いてからと子作りを躊躇していましたが、年齢的にそうもいってられないなと方向転換。
39歳で初めての妊娠、喜びもつかの間の早期流産。そこから半年、幾度となく妊娠を試みるも成立せず。
もう、私は子どもを持つことはできないのかな、私には贅沢な望みなのかなと思い始めていました。
夫が提案してくれて、通院しながら本格的に不妊治療を始めようと決意したのが40歳を迎える直前の39歳の春でした。
その時決めていたのが、年齢的にも金銭的にも41歳の誕生日を迎えた時にまだ子供を授かれなかったら諦めようと自分の中でリミットを決めていました。
病院で検査をした結果、私の卵巣機能がもうかなり低くなっていることや片側の卵管が癒着していること、夫の精子の活動量が少ないことなどが発覚。
落ち込む結果ではあったけれど、妊娠が望めない状態ではないこともわかり、前向きに治療を進めていきました。
「一番確率の高い方法からトライしたい」という我々夫婦の希望通り、体外受精からスタートすることになりました。
通院すること4か月。
初回の体外受精を済ませ、1つだけれど受精卵が胚盤胞に育ってくれ、「さぁ、次は移植だ!」と夫婦で気合を入れ直していたところ、まさかのタイミングでの自然妊娠。
とてつもなく嬉しい気持ちと「もしまた流産したら…」というどうしようもない不安。
初めての妊娠でクリアできなかった7週の壁を無事越え、生殖医療科を卒業し、産婦人科での健診となった10週目、母子手帳の申請。
流産率がぐっと下がるという13週を迎えた頃、ようやく猛烈な不安感よりも希望が上回る気持ちになることができました。
悪阻が治まり安定期に突入。
卑しいほどの食欲に悩まされただただYouTubeでレシピ動画を見ていました。
腰痛で泣きそうな日々、体重増加が止まらず効果のある運動を探しまくった日々。
ベベちゃんの胎動を初めて感じた18週。
妊娠継続ができるかの不安感から解放されたと思うと、次は出産を迎える不安感へ気持ちが推移。
いつになっても色んな不安が付きまとう日々。
そしてこのコロナ騒動&今までずっと順調だったのに急激なお腹の張り。
バタバタと出産予定の大阪への前倒し帰省。
不安で堪らない日々でしたが、こちらに来てしばらくするとお腹の張りも治まり、切迫様の兆候は見られなくなりました。
後期のスクリーニングエコーでベベちゃんの内臓等にはエコー上、問題ないこと、女子であることなどもわかり、ぐっと具体的になってきました。
居心地の悪かった実家暮らしにも慣れ(笑)、実家での自分のポジションや生活サイクルが整ってきました。
誕生日は両親が近くのケーキ屋さんでチーズケーキを買ってきてくれてお祝い。
両親と過ごす誕生日はいったいつぶりでしょうか?
まさかまさかの展開の41歳。
まるで予想もつかなかった今。
べべちゃんと過ごす初めての誕生日。
劇的な41歳スタートです。
離れて暮らす夫から誕生日プレゼントと共に手紙が入っていました。
文末に「幸せです」と書かれていました。
ありがとう、私もとてもとても幸せです。
目まぐるしかった40歳。
41歳はさらに目まぐるしくなることでしょう。
不安と楽しみと。
べべちゃんの大きな胎動を感じながら人生がまた大きく変化するであろう予感に思いを馳せる日々です。
さぁ、妊婦もラストスパートです。